スミレ歯科は2009年11月2日に誕生した新しい歯科医院です
2009年11月2日
スミレ歯科がオープンしました。
「オープンではなく、開院でしょ?」と、周りの友人にも言われましたが、我々の感覚ではもう少し
肩の力の抜けた感じのものでしたので、あえてオープンと言っておりました。日本語の持つニュアンスは難しいですね。
さて、スミレ歯科という名前の由来ですが・・
とても長い期間いろんな名前が浮かんでは消え、我々なりに迷いました。
迷った結果、「スミレ」となった訳ですが・・
一番のポイントとなったのは、やはり花言葉でした。
普段あまりそのようなことには意識が向かないのですが、我々が一番したかった医療、それがスミレの花の持つ意味合いである「誠実さ」「謙虚さ」「ひたむきさ」に他ならないと考えました。
勤務医時代にずっと考えてきたこと、そこで出会ったたくさんの患者さんたちから学んだこと。
それらを生かしつつも、初心を忘れずに、ひたすら医療に取り組む。
いたってシンプルなことです。
でも、それはとても困難なことでもあります。
医療がもつ厳しい側面もありますが、これから出会えるであろう患者さんの笑顔に私たちのほうが支えられることでしょう。
どうかみなさまよろしくお願いいたします。
このスミレ歯科の誕生に際し、いろんな形でご支援をくださった関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
副院長
少しずつ。
2015-11-19
開院から数週間が過ぎました。
ひっそりと開院しましたが、スミレ歯科にしかできない何かを常に考えながら、日々診療にあたっています。
おかげさまで、少しずつ患者様が増えてきました。
一番嬉しいのは、口コミで来てくださる方が多くいらっしゃるということです。
当院は一切広告を出さないという考えでスタートした歯科医院ですので、患者さんどうしの口コミが一番大事だと思います。
評判というのは、治療の内容だけでなく、医院の雰囲気やスタッフの表情、言葉遣い、そして院内の清掃状態や雰囲気からも生まれます。むしろ、後者のほうを管理監督するのが難しいと日々感じています。
スミレ歯科は成長途上の歯科医院です。
生まれたばかりの子供のように、歩き始めても手を差し伸べることが大事です。
スタッフに関しましても同様です。
歯科の経験豊富なスタッフもいれば、歯科医院に勤めるのが初めてというスタッフもおります。
彼女らをスミレ歯科の院風に導くために、直接患者さんに接してもらって、たまにお叱りを受けながらも問題点を改善していくというプロセスをたどらなければなりません。
どうかゆったりと受け入れてくださいますようお願い申し上げます。
12月ですね。
2015-11-19
今日から12月です。
朝早く病院を開けるので、ヒートテックが欠かせない季節となりました。
本当に薄くて便利ですね☆
スミレ歯科の制服はカフェのスタッフのようなシンプルなものですので、こういう季節でも軽やかに
過ごせるよう、見えないところで防寒をしている感じです。
それにしても、うちのスタッフは本当に爽やかです。
毎日いろいろと注意をしたり大変ですが、患者様と楽しくお話をしている姿をみると、こちらも嬉しくなります。
開院して2ヶ月目の若い?歯科医院ですが、2009年最後の月もよろしくお願いいたします。
副院長
プレゼント。
2015-11-19
季節はもう12月。
慌ただしい毎日のなかで、ときどき心あたたまるような感動をいただきます。
今日も、お子さんから思いがけないプレゼントをいただきました。
「はい☆」
といって渡されたのは・・
紅葉した落ち葉です。
そっか・・
こういう季節なんだなあと、しみじみとしつつ、子供のしなやかな感性に触れられて幸せな気分になります。
冬なのに、なぜかほっこりと温かい気持ちに。
ありがとう、Sくん♪
あっという間に半年が・・・
2015-11-19
スミレ歯科というプロジェクトが始まってから、あっという間に半年が過ぎました。
時の流れは早いものだ・・としみじみします。
開業する前は、過去に出会った多くの患者さんのお顔を思い出しながら、「ああいう風なコミュニケーションをとりたいな」「あんな風にまた笑えるといいな」と、漠然と思っていたものが、形になってみると、「そうそう!この感じ!」「こうでなくっちゃ!」という楽しい毎日が待っていました。
医療は真面目さだけではダメだと思います。
患者さんには、スミレ歯科ならではの、どこかしらの意外性を感じていただき、そのうえ笑顔で帰っていただきたいので。
もちろん、医療ならではの責任感は引き続き押し寄せてはきますが、そこは我々スタッフ側の努力で日々対応できるものだと信じています。
歯科が苦手だったという方が、頑張って通われる姿を見ていると、「がんばろう。」と思います。
なぜなら、歯科を嫌いになるも、好きになるも、私たち次第ですから。
もう少し早く出会えたら・・という方も中にはいらっしゃいますが、その方の現状を踏まえて、いかに日々の生活を改善する手助けができるか、それが私たちの仕事であり、仕事のやりがいにつながっています。
初めてのゴールデンウィーク。
2015-11-19
ホームページを、やっと更新し始めました・・・。
この半年、怒濤の日々を笑顔で頑張ってくれているスタッフに、お休みを、と思いまして、今回は通常のお休みに数日加える形で、5日間のお休みをいただくことにしました。
患者様にはご理解をいただきつつ、多少ご迷惑をおかけすることにはなると思いますが、このお休みで心身ともにリフレッシュしたスタッフが、またスミレ歯科の笑顔をもたらしてくれると思うと、貴重なお休みだと思います。
その間、院長と私で、病院に関わる事務的なことを済ませたり、今後の病院をいかに運営していくかをじっくり考えたり、そういう風に過ごせたらと思っております。
もともと、事業を無意味に拡大する気持ちはありませんが、ただ、来てくださる患者さんや、これからスミレ歯科に来てくださろうとする患者さんのために、快適な空間を維持し、広げるという意味では、院内の整備は必要かと思われますので、細かいことから大きな視野を持って、スミレ歯科らしい、「不思議とくつろげる」空間を作っていこうと思います。
最近、ようやく院内にお花を飾ることができるようになりました。
本当は、駐車場にもお花をいっぱい・・というのが理想ではあるのですが、これは今後の課題でもあります。
イメージを実現するには、それなりの準備が必要ですので、今後のお楽しみということでお願いいたします☆
・・全然ゴールデンウィークっぽくない日記になっておりますが(笑)。
心身ともにリフレッシュし、また多くの患者さんとお話したり、笑ったり、ときに相談を受けたりしながら、「ひたすら誠実に」医療に臨むのみ、です。
ちなみに、こういうお休みの日は、音楽を聴いています。
私は子供の頃からずっとピアノが好きなので、部屋にあふれる(唯一の財産といってもいい)楽譜を引っ張りだしては、時間を忘れて弾きまくっております。
最近は、我が子がくっついて離れないので、膝の上にのせて、「となりのトトロ」や、「犬のおまわりさん」「さっちゃん」などを弾いています。我が子も、面白そうにジャンジャンジャンと音を重ねてくるのですが、それもまた絶妙な音色となり、幸せ倍増です。
・・ふふ。ようやくお休みらしい内容になったところで、日記を終わります〜♪
副院長♪
ロックの日に、「本物」について考えてみる。
2015-11-19
今日は「ロックの日」なのだそうです。
とはいいましても、とくにロックから連想される歯科的なことはないのですが・・
院内の音楽くらいでしょうか。
院長が、ですね・・
タワレコの店員になれるくらい?音楽に詳しいので、院内の音楽についてご質問のある方は、どうか直接院長にお尋ねください。(実際、私の親友はタワレコの店員(しかも音楽に詳しすぎて面接時一発合格☆)だったのですが、その親友と同じかそれ以上に詳しい院長です)
院長のご実家が、貸しレコード店兼貸し本屋をしていたということで、その当時のレコードや漫画には特に詳しく、今でも音楽を糧として生きているような人ですので、ロックの日という今日はこのタイトルになってしまいました。
ただ、院内でかける音楽にはある程度制限がありますので・・。
ハードロックがお好きな方には物足りないかもしれませんが、お好きな音楽はご自宅にてガンガン聴いてくださいね。
音楽ついでに・・
全てがロックではありませんが、スミレ歯科でわりとヘビロテになっている大橋トリオ(1人ですが、トリオ・・)、湯川潮音(知る人ぞ知る、湯川トーベンの娘)、東京事変(椎名林檎はもちろん、師匠の亀田誠治は圧巻です)、くるり(京都を代表するメガネ男子、岸田繁)は特におススメです。後半の2バンドは本物の『ロック』です。ちなみに、全て生で聴きましたが、本物を知るということは、人生において心を潤すものだとつくづく思います。
歯科は、医療の中でもとくに『美的感覚』を要求される分野だと考えます。
音楽だけに限らず、常に本物を見るということも我々の仕事の一環だと、信じています。
つい最近は九州でもブームとなった阿修羅展がにぎわっていましたが、大学の頃、私が見た阿修羅像は、興福寺の中でみた、それでした。
当時背中側からの姿は見られませんでしたが、どうにか身を乗り出して、見ようとしたものです。
そしてさらに最近では、東京の国立新美術館にやってきた「フェルメール展」。
こちらもつい最近ですが、ギリギリ独身でしたので、いつものように一人で足を運びました。慣れない六本木の片隅で、私の心をワクワクさせるのは、そこにあるであろう「本物」という魅力。
絵画の中でもフェルメールほど多くの人に認められる才能の持ち主はいないのではないかと、我が妹(元美術教師)は言いました。それくらい油絵をかじったことのある人間ならば一度は憧れるひとつの目標なのだそうです。
その、フェルメールの作品を生で観ることができたその感動も、まだまだ私の心の中に残っています。
「本物を知る」・・・青いターバンの少女。牛乳を注ぐ女。他にもたくさんの絵がありました。
普段の仕事において、そのことが本当に生かされているかどうか、それは正直わかりません。
ただ、歯科医師として、美しいもの、美しい形をどれだけ多く知っているということを、見えない部分での心の支えとし、患者さんの審美的なご希望に応えるだけの底力は持っていないといけないと思います。
他にもたくさんの「本物」に触れてきました。あれも、これも、あの絵も、あの作品も・・。ここには書ききれないくらいのものばかりです。
歯科医療は、ややもすると『歯科専門誌に載っている最新技術』『歯科関連の特集記事』の世界にまとまりかねない分野です。それは非常にこぢんまりとした、殺風景なものだったりもします。
そうではなく、視野を広くもつことで、いつでも柔軟な判断ができる歯科医師になりたいと思います。
大学の頃から、歯科医師にはお友達のいない(彼らの会話内容に興味がもてない)、偏屈な私のこだわりです。
・・院長だけは例外でした。
とても面白い人だったので、昔から信頼できる人だと思っていました。大学で出会った中で、3人だけ信頼できる人がいました。その3人の中で一番最初に名前を出すくらい、確実に面白い感性の持ち主でした。身近な私が言うのも何ですが、うちの院長は・・私のお友達のハラダさんは・・いろんな意味で、「本物」です(笑)
スミレ歯科に来られる患者のみなさま、それだけは私が保証しますので、ご安心ください。
変なコラムみたいになっちゃいましたが、スミレ歯科にしては珍しくロックな日記ということで、お許しください。